
◆パ・リーグ 楽天2―1ロッテ(19日・楽天モバイル)
楽天はロッテに2―1で競り勝ってホームでの連敗を「7」で止めた。3日の西武戦以来、8戦ぶりの白星に三木肇監督もしばらく間を取って「うれしいです」と本音を口にした。
今季は主に中継ぎで登板し、初先発となった内星龍投手が5回途中で降板。4回まで毎回走者を背負いながら粘り強くスコアボードに0を並べたが、5回に先頭の岡に左前打、続く藤岡にも左前打を浴びて無死一、二塁の場面で西垣雅矢に交代。「最終イニングは投げきりたかったですが、内容的にも任せてもらえるようなものではなかった」と冷静に振り返った。
打線は2回に村林一輝三塁手が中前適時打を放つなど2点を挙げて以降沈黙したが、投手陣が奮闘した。2番手の西垣雅矢がピンチを最少失点で切り抜けると、西口直人、鈴木翔天、藤平尚真、則本昂大がそれぞれ1回を3者凡退でピシャリと抑えて勝利。この日は今季最多の2万4931人の観客が訪れ、試合中には満員御礼のアナウンスも入った。三木監督は「これからも一試合一試合、一球一球必死に戦っていく。たくさんのファンの方に応援してくださっていることを胸に刻んでいろいろなものを返さなくてはいけない」と語った。
関連ニュース
・【NPBきょうのみどころ】楽天止まらぬ本拠での負の連鎖…ワーストタイ阻止へ内が先発
・【楽天】一発に泣き今季2勝目ならず 早川隆久「苦しい試合展開で申し訳ない」
・【楽天】本拠地1号&初の猛打賞も連勝ストップ 宗山塁「なんとか越えてくれという感じだった」
・【楽天】宗山本拠地1号も ロッテに敗れて連勝は3でストップ
・【楽天】ドラ1・宗山塁が本拠地第1号 8回に追撃のソロ弾 プロ2号