
◆オープン戦 巨人1―2ロッテ(23日・東京ドーム)
大学球界NO1打者の評判にたがわぬ実力を、ロッテのドラ1・西川がオープン戦で証明した。重光オーナーが急きょ駆けつけた最終戦で、初回に右前打、5回に左前打、7回に右前打で初の3安打。規定打席には到達しなかったが、打率4割1分の“隠れ首位打者”で締め「毎試合、緊張しましたし、一打席一打席、本当に必死にいった。その結果、4割を残すことができて、非常に良かったなと思います」と息をついた。
惜しくもオープン戦1号とはならなかったが、特大ファウルでもファンを沸かせた。2回、石川の初球を捉えた打球は左翼ポール際へ。「どうしても本塁打を1本欲しいなと心の中では思っていた。打った瞬間、行ってくれたかな、と思ったんですけど」と苦笑い。9回、三ゴロに抑えられた大勢には「真っすぐは勢いがすごいですし、見たことがないようなフォークだった。今でやってきた中で一番すごい投手」と脱帽も、貴重な経験を積んだ。
28日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で開幕スタメンとなれば、球団の大卒新人では1997年の清水将海以来、28年ぶり。起用したいかと問われた吉井監督は、阪神・岡田前監督ばりに「ほらほうよ」とうなずいた。レギュラーシーズンも、身上のフルスイングで挑む。(阿見 俊輔)