ロッテ2年目捕手がタイムリー2本 開幕マスク猛アピール 吉井監督「よく投手と話をしている」

スポーツ報知

2025.3.13(木) 06:40

寺地隆成

◆オープン戦 ロッテ5―2日本ハム(12日・ZOZO)

 降りしきる雨の中、ロッテの2年目捕手・寺地がまた快音を響かせた。2回1死二塁で右中間へ適時二塁打を放つと、6回にも右越え適時打で2安打2打点。オープン戦打率も4割と好調を維持しているが「たまたま変化球が高めにきたから安打になっている。直球をはじき返せないとダメ」と気を引き締めた。守備でも吉井監督がリード面での成長ぶりを評価。「よく投手と話をしている。昨季まではドキドキしながら見ていたが、安心して見ていられるようになった」と日に日に信頼感は高まっている。

 捕手陣は正捕手・佐藤が右足親指の骨折で離脱中。今週末の2軍戦でDHとして実戦復帰する予定だが、経験豊富な田村、松川らと開幕スタメンの座を争う。指揮官は「佐藤のけがの回復次第」と話すにとどめたが、寺地にもチャンスは十分。「自分がマスクをかぶるんだという気持ち。打撃でアピールしたい」とバットで存在感を示し続け、開幕マスクをつかむ。

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