
◆SMBC日本シリーズ2025第5戦 阪神2―3ソフトバンク=延長11回=(30日・甲子園)
日本シリーズ3連発でMVPを獲得したソフトバンク・山川穂高内野手が優勝会見で、シーリーズ中は伏せていた好調の理由を明かした。
「2試合目のアーリーワークでやっとつかんで、もうこれで絶対打てるという感覚があった。かなり自信を持った状態。カーブマシンをずっと打っていたけど、いつも以上にバンバンバンバン飛ぶ。技術が自信を取り戻させてくれた。めちゃくちゃ意識していたのは、かかとの骨です」と話した。「分かりやすく言うと2時間ぐらい掛かるのでやめときます」と、詳しい説明は避けたが、構えを試行錯誤する中でしっくりくるバランスの掛け方をつかんだという。
「構えたときに打てると思っているので、実際に打てる。早く練習したい。この感覚を忘れたくない。自分のものにしたい。あしたはさすがに休みますけど、明後日ぐらいから」と日本一の喜びに浸ることなく、打撃練習の再開を誓っていた。
◆山川の会見
―MVP獲得した気持ち
「はい、うれしいですね」
―キャリアのなかで日本一とったことなかった。日本一の景色を見てみたいと言っていた。その景色は
「たぶん今後記憶に残るのはひかるからボールがきたシーンがたぶん思い出したときに残ると思います。ボールのあの景色が残ると思います」
―去年の日本シリーズでは結果が出ず悔しい思いも。今年はどんな思いで臨んだ
「最初スタメンじゃなかったですし、1試合目終わって2試合目のアーリーワークでやっとつかんで。これ打てる、これ絶対打てるって思ってですね。その感覚があったのでかなり自信を持った状態で、アーリーワークでカーブマシンずっと打ってたんですけど、いつも以上にばんばんばんばん飛ぶのがそこですね、技術ですね。やっぱり技術が自分に自信を取り戻させてくれたところですね」
―新しい感覚については勝ったら言うと言っていた。そのポイントは
「めちゃくちゃ意識してたのはかかとの骨です。あんまり言ってもわかんないと思うんですけど、かかとの骨をずーっと意識してました」
―わかりやすく言うとどちらの足
「両方ですね。両方のかかと、ちょっと後ろに倒れるように構えてみたりとか、今年1年は本当にたぶん1000回くらいバッティングファームトライしてみたり、ああでもないこうでもないってやって何一つイメージ通りにできなかったんですけど、最後の最後朝練習してるときにこれだっていうのがきたんで。わかりやすく、わかりやすく、ちょっと2時間ぐらいかかるのでやめときます」
―骨を意識した重心の取り方、バランスの取り方
「そうですね」
―そこから3戦連発
「やっぱりそのかかとを意識した段階で構えてるときに打てると思ってるんで。構えてるときに打てると思ったら実際打てますし、球もなんか遅く見えたりとか、そういうのがあったんで。3試合連続がどうというよりはもう結果的に絶対打てると思ってました」
―3試合連続は日本シリーズタイ記録。球団ではダイエー時代の城島さん以来の快挙
「大変光栄に思います」
―この1年試行錯誤して苦しんだシーズンだったと思うが最後MVPで締めた。総括
「でもやっぱり早く練習したいですね。この感覚がやっぱ忘れたくないですし、今年もしこの感覚が頭からきてたらっていうふうにどうしても思っちゃうんで。なかなかそうはうまくいかないですけど、やっぱりなぜこの感覚で打てたのかっていうのをもっと分析して、本当の自分のものにしたいなっていうことですね。今バッティングがしたいですね」
―美酒に浸ることなく
「そうっすね。明日はさすがに休みますけどあさってくらいからバットはふろうかなと思います」
―ファンに
「シーズン中はだいぶいらいらさせてしまったと思いますけど、最後にいい姿見せられてよかったと思いますし、応援してくれていつも力になってましたので、来年も応援してもらえるように頑張ります。ありがとうございました」
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