【パCS】福本豊氏、新庄采配は「面白い」 レイエスに逃げ腰のソフトバンクと強気の日本ハムバッテリーで明暗

スポーツ報知

1回2死、フランミル・レイエスは左前へ安打を放ち一塁上でベンチを指さす(右に一塁手の山川穂高)(カメラ・岩川 晋也)

◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第5戦 ソフトバンク1―7日本ハム(19日・みずほペイペイドーム)

 新庄監督の采配は面白い。4回2死一塁でエンドランを仕掛けると、5回1死二、三塁では田宮がバントをファウル。1球、様子を見ると思ったが、意表を突いて2球目もスクイズのサインを出した。シーズン中に成功した“2ラン”は失敗したが、選手は「何かある」と指揮官の野球を理解している。継投も早かった。3巡目の前に山崎を送って、ソフトバンク打線の目先を変えた。

 先発の古林睿煬は初回2死三塁、柳田に対して9球中、7球が直球。最後はこの日、最速の157キロで空振り三振に仕留めた。直前に山県が負傷交代。動揺しそうな雰囲気を、強気の投球で一変させた。

 対照的に、ソフトバンクのバッテリーはレイエスとの勝負を避けすぎた。ストレートの2四球を含む3四球で、余裕を持ってボール球を見逃されていた。最終戦はモイネロの出来次第だろうが、布石を打つ攻めができなかった。

 私は1976年の日本シリーズで、巨人に3連勝した後に3連敗。後楽園での第6戦は7―0から大逆転負けした。試合後は「明日で終わるんやから」と、ほぼ全員が外出して気分転換し、第7戦を制した。追い込まれたときは、それぞれが自分の仕事をやるしかない。四球、失策、犠打…。できて当然のプレーが勝敗を分ける。(スポーツ報知評論家)

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