
楽天・安田悠馬捕手が苦しんだ今季を糧に、来季の活躍を誓った。185センチ、105キロの恵まれた体格から繰り出すフルスイングが魅力。和製大砲として期待がかかったが、3月のオープン戦で右手有鉤骨を疲労骨折すると、その後もけがなどで戦線復帰ができないままシーズンを終えた。プロ4年目で1軍出場なしは初。「本当にもう、悔しいっていうひと言に尽きる」と振り返った。
現在はけがをしない体作りを第一に、ウェートトレでも「今まではアウターばかりだったけど、インナーとか体幹もやるようになった」。目に見えない、細かい部分の筋力も強化することで、けがの予防などにつなげるつもりだ。あふれるパワーもプレーをしなければ発揮できない。「けがをしたら1年棒に振ってしまう。けがをせずに強くなっていきたい」と、1軍の舞台で活躍するための準備に取り組んでいる。
今季の捕手陣は111試合出場の太田光が軸だったが、高卒6年目の堀内謙伍が一時定位置をつかむなど76試合に出場と存在感をみせた。「自分も負けないようにやっていきたい、とずっと思っています」とライバル心をのぞかせた安田。2人にはない長打力を武器に、来季はキャンプから1軍に入って正捕手争いを繰り広げる。