
◆パ・リーグ オリックス2―1日本ハム(19日・京セラドーム)
日本ハムの伊藤大海投手(25)が、堂々の投球を見せるも2発に泣いた。19日のオリックス戦に先発。8回を4安打完投も、ソロ本塁打2本で1―2で敗戦。7敗目を喫した。「ソロだったとはいえ、最低でも1本で抑えなきゃいけない部分だったので。そこはちょっと、もったいなかった」。2連勝を狙ったマウンドでの黒星を、そう反省した。
悔いが残る2本だった。初回から「あまり狙い過ぎず、追い込むにつれて(ゾーンを)広くしていくことをできたのは良かった」とアウトを重ねていった。しかし3回、紅林に左中間へ運ばれた一発が初安打に。2本目の安打となる7回に中川圭に浴びた左翼への本塁打とも、ボール2球先行後に、打たれた。「2ボールにした時点でだいぶ苦しくはなる。それはもう僕のせい」。有利なカウントにできずに味わった苦い経験は、今後に生かす。
今季19試合目で初めて、マウンドを譲らずに投げ切った。「昨日(18日)、上沢さんがあれだけ投げていたのを見てましたし。負けじと、先輩に続こうと」。9回を投げ抜いたエースに続き、普段から多く使うロジンだが、5回で「空っぽ」になって交換してもらった程、熱投を演じた。新庄剛志監督(51)からも「負けはしましたけど素晴らしいピッチング」と称賛された好内容の120球は、次回の勝利につなげる礎とする。(砂田 秀人)