
◆パ・リーグ ソフトバンク7―4日本ハム(11日・福岡ペイペイドーム)
終わってみれば、三森の一人舞台だった。4―4の8回1死二塁。池田の141キロカットボールを振り抜いた。「何とかいい打撃ができました」。この日3打点目はセンター右を抜ける決勝適時三塁打。2日連続のお立ち台で頬を緩めた。
1点を追う初回。3号同点ソロは今季初、通算5本目の先頭打者アーチ。2回の右前適時打と合わせて2試合連続の3安打猛打賞となった。6月頭に1割2分8厘だった打率は2割8分4厘まで上昇。「焦りはありましたけど、今はタイミングをしっかり取ってボールに入っていけている」と完全復活を宣言した。
チームは2試合連続2ケタ安打と打線が奮起。Aクラス唯一の白星で首位・オリックスとのゲーム差を8に縮めた。藤本監督は「今の状態の三森が1番から外れることはない」と信頼を口にした。理想に掲げる足の速い1番打者。勝負の8月にようやく打線の形が見えた。(中村 晃大)