
◆パ・リーグ 楽天8×―7日本ハム(21日、楽天モバイル)
最下位の日本ハムは、5位・楽天に最大6点差をひっくり返され、7―8で9回サヨナラ負けを喫した。
1点リードの9回。マウンドに上がった田中正義投手は3番・浅村、4番・フランコに中前打を浴びて無死一、二塁といきなりピンチを背負う。続く太田の打席で投前への犠打を自ら一塁へ悪送球し、無死満塁。続く西川に内角高め150キロをはじき返され、同点の右前タイムリーを献上した。最後は山崎剛に再び高め150キロを右越えに運ばれ、力尽きた。
抑えれば7年目でプロ初セーブだったが、1死も奪えず、悔しさの残る一日となった。右腕は試合後「調子は悪くなかった。皆が最後までつないでくれたイニングを守り切れず、本当に申し訳ない気持ちです」と必死に声を振り絞った。
この日の試合前、前日20日のロッテ戦で今季初セーブを挙げた守護神・石川が下半身のコンディション不良を訴えた。開幕から8回を担ってきた田中正に白羽の矢が立ち、急きょ配置転換が決定。建山投手コーチは出場選手登録を抹消される石川に代わるクローザーを、今後も背番号26に託すことを明言し「あしたも同じような場面があればいってもらう」と変わらぬ信頼を口にした。
田中正は「本当に申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちがある。しっかり振り返って、どうやったら抑えられるかを整理して、また明日グラウンドに来たいと思います」と話し、足早に球場を後にした。