
オリックスからドラフト3位指名を受けた享栄・東松快征投手(18)が17日、名古屋市内で仮契約後に、すぐさま将来的なメジャー挑戦とサイ・ヤング賞を目標に掲げた。契約金は5000万円、年俸600万円(ともに推定)。最速152キロ左腕は「メジャーに行くような選手になりたい」と力強く宣言した。
きっかけは中学3年時の20年。当時カブスのダルビッシュがサイ・ヤング賞の候補に挙がった際、過去に日本人受賞者がいないことを知り、夢が定まった。いまだ誰も栄冠に輝いておらず、「山本由伸投手が先に取ってしまうかもしれないですが、可能なら自分が一番最初に取ってやるぞ!と思っています」と意気込んだ。
会見を見守った福良GMは、金の卵の壮大なプランに「初めて聞いた」と仰天したが、「それぐらいの方が楽しみ。何年も貢献してくれたら」と大活躍を願った。
享栄時代は甲子園と無縁ながら、潜在能力は抜群。パワーリフティングの下部大会で優勝した父・宏典さん(46)の指導のもと、自宅のウェートルームで鍛え、太ももは66センチを誇る。「メジャーに行くために、まずはオリックスで絶対的エースになって優勝に貢献する」。今オフに米大リーグ移籍が確実な先輩・山本のようなサクセスストーリーを描く。(小松 真也)