
シーズンで最も活躍した先発投手に贈られる「沢村賞」の選考委員会(堀内恒夫委員長=元巨人)が30日、都内で行われ、オリックス・山本由伸投手の3年連続3度目の受賞が決まった。3年連続受賞は1956~58年の金田正一(国鉄)以来2人目。計3度の受賞は杉下茂(名古屋、中日)、金田正一(国鉄)、村山実(阪神)、斎藤雅樹(巨人)と並ぶ最多タイとなる。
選考会は、山本とDeNA・東克樹投手の2人を候補に議論が進められた。東は山本と同じ16勝(3敗)で、勝率8割4分2厘は山本の7割2分7厘を上回った。しかし、選考基準7項目のうち、山本は4項目をクリア。東の3項目を上回ったこともあり、山本の受賞が決まった。
【沢村賞の選考基準と山本、東の成績】
〈1〉15勝=両者16勝
〈2〉150奪三振=山本169、東133
〈3〉10完投=山本2、東4
〈4〉防御率2・50以下=山本1・21、東1・98
〈5〉200投球回=山本164、東172
〈6〉25試合登板=山本23、東24
〈7〉勝率6割=山本7割2分7厘、東8割4分2厘
※以上の条件に加えて「日本版クオリティー・スタート」の達成率なども考慮