【日本ハム】野村佑希がオープン戦初打点&初猛打賞…新庄監督の“二塁打王指令”に応える活躍「監督指示なんで」

スポーツ報知

2025.3.15(土) 07:24

4回に左前安打を放つなど、3安打1打点と活躍した野村

◆オープン戦 ソフトバンク2-2日本ハム(14日・みずほペイペイドーム)

 日本ハムの野村佑希内野手(24)が14日、ソフトバンク戦(みずほペイペイ)でオープン戦初打点&初猛打賞をマークした。6回1死二塁のチャンスで、左中間への同点適時二塁打。開幕4番に指名されている若武者が、新庄監督の“二塁打王指令”に応える活躍で、開幕へ向けて状態を上げてきた。

 内寄りに入ってきたソフトバンク・杉山の真っすぐを、コンパクトに捉えた。1点を追う6回1死二塁、左翼フェンス直撃の同点適時二塁打。オープン戦初打点を挙げた一打を、野村は「力の抜き方というかどうしても力が入っていた。きょうのバッティング練習で抜けていたので、その延長線上で」と振り返った。

 指揮官の狙い通りだった。新庄監督は“二塁打王指令”の意図を「どうしてもホームラン打ちたい、ホームラン打てない焦りが出てくると、ちょっとした後ろの力みと、左肩の開きが早くなる。コンパクトに打っても、あそこまで飛ぶから。あの感じで」。4回には左前打、9回にも中前打を放ち、これもオープン戦初の猛打賞。オープン戦打率も2割9分6厘まで上げてきた。

 「本当はホームラン入れられたけど、僕との約束であそこに落とした。ツーベース、あえて(笑)。いい感じですね。ゆったり落ち着いて、打席に立ててますよね」と指揮官もご機嫌。野村も「監督指示なんで(笑)。ホームラン打ってたら逆転なんですけど、後ろにいいバッターがいるんで、うまくつないでいければ」とうなずいた。4番が確約されるのは開幕から15試合、60打席。不動の4番へ、最高の状態に仕上げていく。

 〇…バーヘイゲンは先発する15日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)へ、攻めのピッチングを誓った。前回登板した8日の中日戦(エスコン)では4回5安打3失点、自責1。先頭打者に2つの四球を許すなど制球にも苦しみ「フォアボール、ゼンゼンダメ」と日本語で反省し、「早いカウントからストライク先行で、攻めるピッチングを意識していきたい」とテーマを掲げていた。

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