9月29日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第24回戦は、4対0でオリックスが勝利した。

　オリックスは1回裏、太田椋選手、紅林弘太郎選手の連打で1死2、3塁の好機を演出。続く中川圭太選手の犠飛で先制すると、2回裏には1死1塁から福永奨選手にプロ初本塁打が生まれ、2点を追加した。

　先発の九里亜蓮投手は、初回を3者凡退に抑える立ち上がり。以降は5回まで走者を背負うも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。すると打線は5回裏、2死1塁から紅林選手が適時二塁打を放ち、追加点を挙げた。

　援護を受けた九里投手は、6回、7回と3者凡退に打ち取ると、8回表は1死から安打を許したが、後続を左飛と三振に抑える。迎えた9回表は先頭打者に四球を許すも、最後は併殺打で締め、4対0で試合終了。

　勝利したオリックスは、9回129球3安打5四球5奪三振無失点で移籍後初完封を達成した九里投手が11勝目をマーク。打線では、太田選手、紅林選手が2安打の活躍を見せ、チームは3連勝を飾った。

　一方東北楽天は、先発のハワード投手が4回途中に違和感を訴え、3.1回3安打3四死球3失点で緊急降板。後を受けた援陣が粘りの投球でつないだが、打線が計3安打と九里投手を捉えきれなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０００００００００ ０
オ １２００１０００Ｘ ４

楽 ●ハワード-津留崎大成-中込陽翔
オ ○九里亜蓮

文・薗田陽和

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