9月28日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第25回戦は、4対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・大津亮介投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回裏にネビン選手の20号ソロで1点を失うも、3回以降は安定した投球でスコアボードに「0」を並べ、5回77球2安打1四球4奪三振1失点で降板した。

　打線は3回表、先頭の佐藤直樹選手が三塁打でチャンスメイク。続く緒方理貢選手が適時二塁打を放ち、すぐさま同点に追い付く。なおも2死3塁から川瀬晃選手に適時打が生まれ、2対1と勝ち越しに成功した。

　さらに7回表には1死1塁とし、庄子雄大選手のプロ初打点となる適時二塁打で1点を追加。8回表には佐藤直選手に5号ソロが生まれ、スコアは4対1に。最終9回裏は、回またぎで登板した木村光投手が締め、試合終了。

　勝利した福岡ソフトバンクは、先発の大津投手が6勝目をマーク。佐藤直選手が4安打1打点で打線をけん引した。一方敗れた埼玉西武は、隅田知一郎投手が8回143球11安打2四球14奪三振4失点の粘投も、打線が2安打1得点に抑え込まれた。なお、ドラ1ルーキー・齋藤大翔選手はプロ初出場を果たしている。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ００２０００１１０ ４
西 ０１０００００００ １

ソ ○大津亮介-大江竜聖-ヘルナンデス-S木村光
西 ●隅田知一郎-浜屋将太

文・谷島弘紀

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