
オリックス・九里亜蓮投手(34)が、目標の開幕投手へアピールした。21日、宮崎キャンプで自身の26年初実戦となる紅白戦に先発。「いろんなことを自分の中で試しながら」と、調整段階ながらも2回1安打無失点、2奪三振と上々の内容を見せた。
この日から変化球を解禁。初回2死、森友からツーシームで空振り三振を奪うなど「いい球も、そうじゃない球もあった。精度を上げていければ」と、収穫と課題を持ち帰った。2回2死、山中にはサイドスローでナックルを投げた。「(シーズンでは)投げてみようとも、投げないでおこうかなとも思う」と、ひそかに練習していた“隠し球”で遊び心も見せた。
宮城と曽谷がWBCに出場するため、岸田監督は開幕投手を「未定」としつつ、「順調そうに見えます」と、25年にチームトップの11勝を挙げた右腕の仕上がりを評価。「最後(の回)までマウンドに立つことが目標」と信念を胸に、まずは24年以来2度目の大役をつかみ取る。(南部 俊太)