
西武は11日、米大リーグ通算72発のJ・D・デービス内野手(32)と契約を締結したと発表した。背番号は「10」に決まった。
デービスは球団を通じて「伝統ある埼玉西武ライオンズの一員になることができ大変光栄です。ライオンズはファンの皆さまから熱い応援があると聞いています。規律を重んじる日本の野球に最大限の敬意を表し、ライオンズの勝利のために学び成長し、自分のすべてを出しきることを約束します。新たなステージに感謝し、チームを最優先に考え、グランド内外でベストを尽くします。また地域社会や文化に触れることも楽しみにしています」とコメント。広池浩司球団本部長は「後半戦に入っていくなかで、シーズン途中ですが、チームの得点力向上のためにデービス選手を獲得しました。最大の特徴は打球速度が速く、右方向にも長打を打てる点です。アメリカでは、主に三塁を守っていました。試合を決める一打を期待しています」と期待を寄せた。
米国出身のデービスは2019年にメッツで22本塁打をマーク。今季はエンゼルスで5試合に出場し、マイナーリーグ3Aでは50試合に出場して打率2割9分4厘、10本塁打、38打点だった。
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