【オリックス】来田涼斗の決勝ソロで首位・日本ハムと0・5ゲーム差!岸田監督は伝達ミスを反省「頭がマチャドに(笑)」

スポーツ報知

2025.7.2(水) 23:41

8回、宮城大弥の交代を告げた岸田護監督(カメラ・朝田 秀司)

◆パ・リーグ 西武2―6オリックス=延長10回=(2日・那覇)

 オリックスが今季11度目の延長戦の末に西武を退け、首位・日本ハムと0・5ゲーム差に詰め寄った。10回、来田が右越えに決勝の2号ソロ。左足首の負傷で、この日に出場選手登録を抹消された西川に代わって1番に入った5年目外野手が、2戦連続のアーチ、プロ初の4安打で存在感を放った。投げては、先発・宮城が7回2失点でゲームメイク。6年目にして初の沖縄がい旋登板となったエース左腕が流れをつくると、その後は山岡、岩崎、マチャドが無失点リレーを見せた。

 岸田監督は「いろいろありました…。宮城も粘って粘って投げてくれた。来田もいい活躍。やっぱりみんな、いい仕事をしてくれていると思いますね」と、沖縄での2勝に手応え。そのうえで、球場がザワついた場面について、自らの口で説明した。

 10回のマウンドには才木が上がり、投球練習。だが、球場の電光掲示板にはマチャドの名前が表示された。才木は投球練習をやめて引き上げ、マチャドが慌ててマウンドへ。指揮官は「もう僕の間違いですね。頭が勝手にマチャドになってましたね(笑)」と、審判への伝達ミスだったことを明かした。急な登板だったにも関わらず、守護神は3人でピシャリ。「マチャドがしっかり抑えてくれて。申し訳なかったですね。1回、気持ちを切ったなかで、もう1回(気持ちを)上げて投げてくれて。才木にも申し訳なかった」と素直に頭を下げた。

 8回に1球も投げずに降板したペルドモについては「指先にちょっとアクシデントがあっただけ。そんなに大事じゃない」と強調。4日からは、今季2カード目のほっと神戸でロッテとの3連戦を戦う。

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