「マイナビオールスターゲーム２０２５」（７月２３日・京セラドーム、同２４日・横浜）のファン投票最終結果が１日発表され、外野手部門で日本ハムの万波中正外野手が選出された。球宴は３年連続３度目の出場。ファン投票では２年連続外野手最多の得票数を集め、「ほんとに感謝してますし、これだけ自分のオールスターを見たいっていう風に投票してくれた方たちがいるのは本当にうれしいことなので、当日にいい結果を出して、その期待に応えれたらいい」と意気込んだ。

　選手間投票で選ばれ、初出場だった２３年の球宴では２試合連続で本塁打を放ちＭＶＰを獲得した。「ホームランですね。全打席ホームラン狙いで景気よく行きます」と予告本塁打。ＭＶＰではチームメートの清宮幸がライバルになるが「どっちも１本ずつ打ったら、清さんが選ばれそうな気がするので、清さんより多めに打ちたい。ホームラン２発とか出たら最高」と１学年先輩の清宮に負けない活躍を誓った。

　球宴での楽しみには一流選手との会話をあげた。「普段なかなか話すことができない方と話す機会でもある。サトテル（佐藤輝明）さんと森下とか、バッティングにすごい興味ある。２人とも素晴らしい成績を残して前半戦やっているんで、その辺は色々気になるとこあるので、聞ければいいかなと思います」。セ・リーグ首位を走る阪神の左右のスラッガーとの野球談議も待ち望んだ。

　第２戦の舞台は横浜高校時代に何度も激闘を繰り広げた横浜スタジアム。「３年間、あそこで勝って甲子園を決めるっていうところだけ目指してやっていた。プロに入ってから浜スタで試合をすることがあっても、なんか特別な高揚感はありますし、唯一、懐かしさを感じるような球場。本当に特別かなと思います」と心を躍らせた。

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