
◆ウエスタン・リーグ オリックス1X―0くふうハヤテ(1日・杉本商事BS)
オリックスの古田島成龍投手がウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(杉本商事BS)に登板し、1回1安打無失点の内容を見せた。4月24日の出場選手登録抹消後の初実戦で最速148キロを計測し、1三振を奪った。
「ちょっと真っすぐが落ちてきて、フォームの崩れもあったので、修正するっていう形。もう一度、真っすぐを(磨きたい)」。プロ2年目で初となるファーム再調整でのテーマは、直球の質を向上させることだ。「投げる前、リリースの前にどうしても力んで力を入れてしまう。(リリース時の出力が)ゼロから100でいけていなかった」と、昨季の好調時には自然にできていたというフォームの感覚を再確認。「春先は球がいかなくて、どうしようって、体ばかり振っていた。そこができれば体を振らず、腕が振れるようになる」と復調のカギは明確だ。
「悪い球の割合を減らし、80点以上の球を増やすイメージ。50点以下がたくさんあったので。実戦もそうだし、練習、キャッチボールから意識したい」。昨季50登板でブルペンを支えた男は、完全体で1軍の舞台に舞い戻る。(南部 俊太)
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