
◆パ・リーグ 楽天6―3ソフトバンク(26日・楽天生命パーク)
ソフトバンク・小久保裕紀監督が山川穂高内野手の復調を信じた。4打数無安打2三振で、最近10試合は36打数2安打。「本来の姿には程遠いですね。開幕から苦しんで、一度抜けたかなと思ったけど、また苦しんでいますね」と認め「でも復調するしかない、自分の力で」と奮起を促した。
4番は開幕から3カードは打率0割台と苦しんだが、6日の西武戦(みずほペイペイ)の今季1号をきっかけに爆発した。同戦からの5試合は21打数12安打、4本塁打11打点。その後は再び失速している。
打線は柳田と近藤が離脱。周東も23日のオリックス戦で死球が当たった右膝の痛みがひかず、2試合連続で欠場した。この日は試合前のフリー打撃を再開。小久保監督は「きのうより力は入るようになった。(復帰の判断は)また、あした来てから」と語った。「何度も言うように、このメンバーでやるしかない」と強調するなか、チームで唯一、全試合スタメンの山川の復活はキーポイントだ。
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