3月29日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第2回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発はボス投手。初回から2イニングは安打を浴びながらも無失点で切り抜けたが、3回裏に先頭・海野隆司選手に三塁打を浴び、近藤健介選手の犠飛で先制を許す。5回裏には柳田悠岐選手に1号3ランを被弾。5回96球8安打無四死球5奪三振4失点で降板した。

　打線は5回表に岡大海選手の1号3ランで一時逆転に成功。3対4で迎えた6回表には、ソト選手の1号ソロで試合を振り出しに戻した。6回裏から登板した高野脩汰投手は、2回パーフェクトピッチングを披露。8回裏は横山陸人投手、9回裏はゲレーロ投手が無失点でつなぎ、4対4で延長戦に突入した。

　10回表に代打・上田希由翔選手が安打を放つと、続く友杉篤輝選手の犠打で1死2塁の好機を演出。ここで打席に入った岡選手が、藤井皓哉投手が投じた外角低めのカットボールを右方向へ打ち返し、勝ち越しに成功した。10回裏は益田直也投手が3者凡退で締め、5対4で試合終了。岡選手が3安打4打点をマークしている。

　敗れた福岡ソフトバンクは、先発の大関友久投手が5回82球4安打1四球1奪三振3失点。打線では近藤選手が3安打、海野選手が2安打を放つなど計9安打を記録したが、あと一歩及ばず。開幕連敗スタートとなった。

　 １２３４５６７８９10 計
ロ ００００３１０００１ ５
ソ ００１０３０００００ ４

ロ ボス-高野脩汰-横山陸人-○ゲレーロ-S益田直也
ソ 大関友久-杉山一樹-松本裕樹-ヘルナンデス-オスナ-●藤井皓哉

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