
ソフトバンク・小久保裕紀監督(53)が27日、開幕オーダーに世代交代への覚悟を込めた。打順の決め手を「本当の世代交代に向けてチャンスはありますよ」と説明。詳細は明かさなかったが「5番・正木」をにおわせた。
新たなレギュラー誕生を願う今季。昨季80試合で打率2割7分、7本塁打と自己最高成績を残した4年目の25歳は候補生だ。3月の前半にアピール。栗原の右脇腹痛もあり、後半は5番で使った。だが、オープン戦は打率1割9分2厘。小久保監督は23日に「この打順は撤回」と厳しい表情を見せた。4日間の再考。ロッテ・小島攻略に特化するよりも「長く勝ち続けるためには」と見据えた。
「でも、結果を出さないと使えなくなる。(世代交代は)やろうと思ってできることではない。選手が伸びないと」と付け加えた指揮官。昨季まで8連勝中の開幕戦に、リーグ連覇&日本一への思いと進化への決意をぶつける。(安藤 理)
関連ニュース
・【ソフトバンク】周東佑京が快足で社会貢献活動 小児がん患者の支援として1盗塁につき5万円寄付
・【ソフトバンク】近藤健介が開幕から全開宣言 腰痛でオープン戦ラスト3試合欠場
・【ソフトバンク】小久保裕紀監督が若手に喝「打順は撤回」、「DH中村晃の方が得点力は高まる。なぜしないか」
・【ソフトバンク】OB戦に44人参加 斉藤和巳&城島健司の黄金バッテリー続投劇にファンから笑いと拍手
・【ソフトバンク】上沢直之が5回途中無失点「点は取られたくなかった」最速149キロ、ピンチで2併殺