
日本ハムの田中賢介スペシャルアドバイザー(SA、43)が19日、沖縄・名護での春季キャンプで実演バント講義を行った。昨季、SAに就任以降初の直接指導となった。
新庄監督から「足の速い2人にバントを教えてくれ」とオファーを受け、五十幡、矢沢へ約30分間、手取り足取りで直接指導。三塁側の打球にドロー回転をかける練習などを行い「バントのコツと私なりの技術を伝えた」と07年に58犠打を記録したノウハウを伝授した。
学校法人・田中学園の理事長を務め、実際に教壇にも立つ田中SAならではの対話式も特徴だ。指導を受けた矢沢は「どんどん質問されて、(自分で)考えるようになった」と好印象。練習後には「今日のことを中学生でも分かる文章でまとめてください」とリポート提出を求められ「アウトプットしてより頭の中に入った」と効果を実感した。
チーム内では「小技向上委員会」という名前のLINEグループも発足。五十幡、矢沢に加え、上川畑や水野などがメンバー。「選手に分かりやすく伝えてあげられるように」と語った田中SAの指導は今後も続いていく。(川上 晴輝)