先発陣が充実しすぎて困った日本ハム 開幕ローテ残り1枠の大争奪戦に新庄監督うれしい悲鳴

スポーツ報知

5回を投げ終え、レイエス(左)とタッチする鈴木(カメラ・今成 良輔)

◆オープン戦 楽天3―3日本ハム(9日・静岡)

 勢いとサバイバルが止まらない。楽天戦で引き分け、OP戦7試合目も無敗をキープした日本ハム・新庄剛志監督(52)は「いい一日を送れました」と充実感をにじませ報道陣の元へ現れた。笑顔の一因は、開幕ローテーション争いを巡って好アピールを続ける先発陣。「まだ誰が入るか決まってない。(決断は)最後の最後」と、うれしそうに頭を抱えた。

 し烈を極めるローテ戦線に、この日は北のサブマリンが急浮上した。先発の鈴木が5回2安打無四球0封。「左(打者)を抑えられるところを見せられた」と浮き上がる130キロ台の直球に最遅94キロのカーブ、左対策で習得したチェンジアップがさえ渡った。力強さを増した投球に指揮官も「直球のキレがあるからこそ変化球が生きてきている。打てないよ」と脱帽。「全然(ローテの)チャンスはあります」と即答した。

 開幕投手の伊藤、FA加入した山崎福、昨季7勝の加藤貴、3季ぶりに復帰したバーヘイゲンは既に内定。今季は開幕から5月まで6連戦がなく、残る1枠を上原、北山、根本、鈴木らで争う。あまりの“潤沢”ぶりに指揮官は「中の厚みを出す」と早くも先発候補だったマーフィー、金村の中継ぎ配置転換を決断した。

 2年連続最下位のチームが4勝3分けと負けない。全体の雰囲気は「めっちゃ元気。3年間変わらない」としつつ「心の中のライバル心、緊張感を持っている」と進みつつある変革にも手応え十分。「開幕20試合で最高は16勝4敗!」と青写真が膨らむのも、充実の投手陣があってこそ。白熱する競争意識が、勢いの根底にある。(堀内 啓太)

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