【オリックス】非情?実は違った曽谷3回交代 5投手継投「スミ1」で60勝

スポーツ報知

楽天を下しハイタッチするオリックスナイン(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天0―1オリックス(13日・楽天モバイル)

 非情に見えたが、実は違った。試合後の中嶋監督は「もちろん、そうですけどね…」と複雑な表情を浮かべた。先発はプロ初勝利を目指したドラフト1位の曽谷。「勝たせたい思いはあった?」という問いに対する返答だった。

 初回に森の犠飛で1点の援護をもらい、左腕は3回を無失点に抑えた。勝ち投手の権利を手にするまであと2回。しかし、指揮官は4回から継投を選択した。「3―2(カウント)が続きすぎていた。走者がたまってから、ちょっとキツいのかな」。3者凡退はなく、得点圏に走者を進めること2度。打者12人に3四球、4人をフルカウントにした。

 曽谷はパ球団を相手に初先発だった。雨で流れた12日からのスライド登板だったことも考慮したのだろう。「球数(61球)的にも、5回行けたかな?という感じ。でも、よくゼロで帰ってきた」とねぎらいの言葉も添えた。

 4回は宇田川が3者連続三振。2イニングを抑え、先発から配置転換された山岡も6回からの2イニングを無失点。8回からは山崎颯、平野佳とつなぎ、今季初めて「スミ1」で完封勝利を収めた。「いろいろあったし、キツかった」。11日の1時間46分遅れの試合開始、前日の雨天中止を経てリーグ最速の60勝到達。用兵の妙も効き、中嶋監督にとって3連覇へ会心の白星だったに違いない。(オリックス担当・長田 亨)

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

パ・リーグ.com ニュース

【オリックス】非情?実は違った曽谷3回交代 5投手継投「スミ1」で60勝