
◆パ・リーグ 楽天5―1西武(28日・楽天モバイル)
初めて足を踏み入れた天然芝のフィールドをマウンドから見渡すと、胸の鼓動が収まった。「緊張はありましたけど、青木コーチから球場全体を見たら気持ちが落ち着くよと言われたので」。8回。西武・豆田泰志投手のプロ初登板の時がやってきた。
先頭の辰己に対して3球すべて直球を投げ込み左飛に打ち取ると、続く炭谷も146キロの直球で左飛に。西川は147キロの直球で空振りの三振に仕留めた。「自分の真っすぐも投げられたので、その結果で打ち取れたのはよかったかなと思います」と息をついた。松井監督も「よかったね~。素晴らしかったね。もう投げっぷりも含めてボールもそうですけど、見事だったと思います」とほめたたえた。
21日に育成から支配下登録されたばかりの3年目右腕。会見で「藤川球児さんのような真っすぐと分かっていても飛ばないような真っすぐを投げられるようにしたい」と語った抱負の通りの投球を披露。「いいスタートを切れましたけど、これからというのもあります」と大志を抱いて1歩目を踏み出した。