
◆パ・リーグ 日本ハム1―3オリックス(1日・エスコン)
ケタ違いの“爆肩”でピンチの芽を摘んだ。1―3の5回1死二塁。日本ハム・万波中正外野手(23)は、右前打を捕球すると一瞬走者を確認し、低い弾道のレーザービームで本塁生還を阻止した。「回されたら全部刺す。守備で失点を防げたらそれだけ貢献したことになる」と1試合2度目の補殺で本拠地をどよめかせた。
2回無死二塁では右翼後方の飛球を三塁へノーバウンド送球。横浜高時代に最速149キロを計測した地肩の強さで、二塁走者の森を刺した。“超人”糸井嘉男氏も「これはメジャー級」とTV解説で大興奮したワンプレー。「尊敬している方にそう言っていただけてうれしい」と頬を緩めた。
昨季は守備で新庄監督に苦言も呈されたが、失敗を糧に、今は投手陣を救う存在になった。「落ち着いてプレーできているのが一番。引き続き頑張りたい」と背番号66。3連敗となった中で、若き4番の好守は一筋の光になった。
(堀内 啓太)