【楽天】3度目5連敗で借金12…投打ちぐはぐ 求められるのは「特効薬」

スポーツ報知

ンチから戦況を見守る石井監督(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天2―5西武(25日・楽天モバイルパーク)

 楽天は早川隆久投手(24)が4回10安打5失点の乱調で5敗目を喫した。チームは3度目の5連敗で借金は今季ワーストタイの12となった。今季初スタメンとなった村林一輝内野手(25)が3打数2安打と存在感を示した。

 本来の姿とは程遠かった。早川が序盤から打ち込まれた。まずは0―0の2回。2死一、二塁のピンチを招くと、蛭間に高めの直球を右翼ポール際に運ばれた。風にも乗って想像以上に打球が伸びる不運もあり、首をかしげるしかなかった。「蛭間のパンチ力っていうのは大学の時から知っていた」。早大の2学年下の後輩にプロ1号を献上。「いい選手だなと思います」と素直に負けを認めた。

 3回には無死一塁から渡部に左翼席に2ランを被弾。蛭間と同じく、空振りかファウルを取りにいった高めの直球をまたしても打たれ、「結局打たれてるボールは2つとも高いボールなんですけど、いつもであれば、ファウルを取れるようなボールが、棒球みたいな真っすぐになってしまった」と悔やんだ。石井監督も「あんまり良くなかったというか、見ての通りだと思いますけど。なかなか勝負できる球がなかった」と指摘。直球のキレ不足が致命的な序盤の失点に直結した。

 重くのしかかった5点を跳ね返すのは容易ではなかった。打線は7イニングで得点圏に走者を進めながらも14残塁の拙攻。8回に鈴木大の適時打などで2点を返すのが精いっぱいだった。

 交流戦で浮上のきっかけをつかみかけていたが、5連敗と急失速。先発がゲームメイクすれば打線が不発で、打線がつながれば救援陣が逆転を許すという典型的な負けパターンから抜け出せない。指揮官も「3回までに5点を取られて、勝つために6点というところを取りに行く状況はどんな状況でも難しい」と、もどかしさを募らせた。今はただ“特効薬”になりそうな存在がほしい。

(長井 毅)

 〇…不振の山崎に代わって今季初スタメンの起用にバットで応えた。0―5の6回2死一塁で中越え二塁打を放つと、8回にも中前打を放ち、マルチ安打をマーク。敗戦に声のトーンは静かだったが「チームは負けましたけど結果につながったので、そこはよかった。常に野球選手である以上、レギュラーを目指している。サブでいいとは思っていない」と定位置奪取に闘志を燃やした。

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