
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1―2楽天(18日・東京ドーム)
楽天・辰己涼介の一振りがチームに希望の光をもたらした。0―1の6回1死一塁、菅野の変化球を捉え、右翼席へ飛び込む逆転2ラン。初の交流戦優勝の可能性を残す一発となった。「なんとかつなぎたいなと思った」。交流戦打率3割6厘と好調のリードオフマンが4カード連続勝ち越しに導いた。
息子にささげる勝利にもなった。ダイヤモンドを回りながら、三塁側スタンドで観戦した家族へ指を向けて合図。「息子がじゃんけんが好きで結構するけど、グーしか出さない。いつもチョキを出して負けてあげているので」とチョキのポーズも披露した。愛息が生まれてから初の父の日。「父として初年度。いい父の日になった」とパパの顔を見せた。
交流戦は残り2試合。優勝の可能性も残り、石井監督は「(可能性が)あることはいいこと」と前向きに話した。シーズン序盤は低迷した楽天が、交流戦を機に本来の力を発揮し始めている。(内藤 菜月)