
◆オープン戦 日本ハム2―1西武(15日、エスコン)
日本ハム・江越大賀外野手が劇的サヨナラ打で新球場“初勝利”に導いた。
同点で迎えた9回1死満塁。追い込まれながら西武・宮川のフォークを左翼線に運び「めちゃくちゃうれしい」と喜びをかみしめた。
打席に入る前には新庄監督に耳打ちされ「『ホームラン打って来い』って言われました。ちょっと笑っちゃって。ホームラン打つために甘い球を打とうと思いました」と明かした。
執念の一打だった。1日のシート打席で右手首に死球を受けていた江越。新庄監督は試合後「実はぱっくり骨折している。骨折して出場しているんです。2軍に落ちたくない、大丈夫です、と。結果を出して、強い選手だなと思った」とたたえた。
阪神から移籍1年目。満身創痍(そうい)でプレーし続けるなか背番号37は「プロ野球選手はみんなどこかしら痛いところを我慢してやってると思う。今、離脱するわけにはいかない。意識して牛乳、ひじき、チーズ食べたりしてる。早く治したい」。プロ9年目を迎えた“ロマン砲”は「開幕スタメンで出られるように。(懸ける思いは)プロに入って一番強い」と力強かった。