
激戦区を勝ち抜く自信はある。松井監督が「白紙です」という外野の定位置。新外国人ペイトン、ドラ1の蛭間らも加入して競争はさらに激化しそうだが、鈴木も手をこまねいているわけではない。「もっと活躍して存在感を出せるように、自分が打てばいいだけの話ですから」と強い口調で言い切った。
昨季は1番・中堅で6年目にして初めて開幕スタメンの座をつかんだ。新型コロナ陽性で戦列を離脱した期間もあったが、58試合出場で打率2割5分。ともにキャリアハイの成績を残した。「ずっとレギュラーでなかったのは反省」と走力アップを目標に掲げる。1番での起用もあるなどスピードはある方だが、今季の盗塁数はわずか1。走れる体にしようとパワーアップを目的に87キロまで増やした体重を80キロ前後に落とし、このオフはピラティスにも取り組んだ。
秋季キャンプでは出場機会を増やすべく一塁の守備にも挑戦。春季キャンプではファーストミットを取り寄せる予定だ。「打つ方は自分のスタイルが見えてきたと思う。走れて、守れて、というところを意識して来年へ仕上げていきたいです」。静岡出身で富士山をこよなく愛する男。23年は必ず外野陣の頂点に立ってみせる。(西武担当・秋本 正己)
◆鈴木 将平(すずき・しょうへい)1998年5月20日、静岡県生まれ。24歳。静岡高から2016年のドラフト4位で西武入り。19年4月3日のロッテ戦(メットライフ)でプロ初出場。今季は58試合に出場し打率2割5分、1本塁打、13打点。175センチ、78キロ。左投左打。背番号46。来季年俸は1500万円(推定)。