【西武】今井達也「絶対に抑えてやる」今季初勝利で首位ソフトバンクに0差!最大8.5差からの逆襲

スポーツ報知

今井は愛斗(左)、本田(右)とともに試合後グラウンド上でガッツポーズ(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 西武2―1ロッテ(14日・ベルーナドーム)

 ありったけの力を指先に込めた。1点リードの6回2死二、三塁。西武・今井達也投手(24)が角中に投じた103球目の150キロ直球は外角低めへ糸を引くように伸びた。「絶対に抑えてやる、打てるものなら打ってみろと、いうのが結果として表れました」。クールな男が感情をむき出しにして、力強くガッツポーズをつくった。

 待ち焦がれていた今季初の本拠地登板だった。開幕直前に右内転筋を痛めて戦列を離脱。1軍昇格への最終登板とされた4月19日の2軍ロッテ戦で左足首をねんざして復帰はさらに遅れたが、空いた時間を有効に使った。「投げられなかったのはすごく悔しかったですけれど、いろんな視点から自分を見つめ直すいい時間になりました」。以前SNSを通してアドバイスを仰いだパドレス・ダルビッシュに連絡を取ってウェートトレーニングの方法を相談。回数にメリハリをつけることで筋力アップ。体重も5キロ増の82キロになって、ユニホームの上着がきつくなるほど大きくなった。

 鍛え直した体から繰り出される150キロ台中盤の速球に、体の軸がぶれなくなったことで変化球のリリースポイントも安定した。「けがをしている間に変化球も練習しましたし、スライダー、カットボールといった曲がる球は自信を持って投げられます」。5回、佐藤都に先制ソロを献上したが6回を6安打、1失点にまとめて今季初勝利。「ホッとしている部分もありますが、勝ちが出遅れている部分は追いついていきたい」と先を見すえた。

そろった3本柱 貯金は今季最多の7に。この日ソフトバンクが敗れ、最大8・5差あった首位とのゲーム差は0に縮まった。16日からの9連戦へ、今井の復帰は心強い限りだ。「夏場は中心になってくるし、引っ張っていってもらいたいと思います」と辻監督。高橋、松本とともに期待されていた“先発3本柱”の最後の柱が、勝負どころで加わった。(秋本 正己)

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