
ロッテは11日、OBの村田氏を悼み、ZOZOの秋季練習で半旗を掲げ、選手らが黙とうを行った。吉井理人監督(57)は「素晴らしい野球人、尊敬する野球人だったので残念」と無念の思いを口にした。
指揮官にとって、思い出深い出来事がある。近鉄時代の88年、当時5年目の吉井監督はオールスターに初出場。リリーフとして駆け出しの頃だったが、村田氏から「一緒に練習しよう」と声をかけられたという。「すごい練習させられましたよ。ポール間走をガーって走らされて、腹筋1000回くらいさせられて。オールスター明け1週間くらい調子悪かったのを覚えてますよ」と懐かしみ、「これくらい練習しないと一流になれないんだなと感じましたね」と実感を込めた。
村田氏はトミー・ジョン手術から復活した投手の先駆者として、カムバック賞も受賞。「本当に野球に真摯(しんし)に取り組むすごい選手だった」と吉井監督は突然の別れを惜しんだ。