4月9日の18時から、楽天生命パーク宮城で楽天と福岡ソフトバンクの第1回戦が行われる。ともに同一カード3連勝を果たし、勢いに乗るチームどうしの注目の3連戦初戦、見どころを紹介する。
【昨季対戦成績】
楽天→9勝15敗
福岡ソフトバンク→15勝9敗
【楽天】涌井秀章投手 2試合2勝0敗 14回 14奪三振、防御率1.29
【福岡ソフトバンク】石川柊太投手 2試合1勝1敗 13回 11奪三振、防御率4.85
楽天の先発・涌井秀章投手は、開幕から好投を続けている。3月26日の開幕戦は、7回5奪三振無失点、前回登板した2日のオリックス戦では7回9奪三振2失点と、ともに勝利投手となり、ここまで2戦2勝。今試合でも好投を披露し、自身3連勝なるか。打線では、辰己涼介選手に注目。8日の試合では、2試合連続となる4号ソロを放つなど、昨季より打撃に力強さが増している印象だ。今試合でも辰己選手のバットからチームを勢いづかせる一打は生まれるか。
一方、福岡ソフトバンクの先発は石川柊太投手。前回登板した2日の埼玉西武戦では、6回6失点と崩れ、今季初黒星を喫した。今試合では前回の課題を克服し、チームの4連勝を呼び寄せられるか。打線では、中村晃選手に期待。ここまで打率1割台と苦しんでいるが、8日の試合では決勝打を含む2安打を放つなど、復調の気配が漂っている。今試合でも勝負強い打撃を見せ、勝利に貢献したい。
文・岩井惇
好調・涌井秀章は福岡ソフトバンク打線を封じ込められるか。2試合連発中の辰己涼介にも期待
パ・リーグ インサイト
2021.4.8(木) 23:16
