
◆パ・リーグ 日本ハム―西武(15日・エスコンフィールド)
日本ハムの先発・柴田獅子投手が、自己最長となる3回2/3で最多の57球を投げ2安打2失点、3奪三振と力投。150キロを超える真っすぐとスライダーを軸に、十分に役割を果たした。
初回は先頭の西川を151キロで遊ゴロに抑えると、続く滝沢は高め148キロで空振り三振。外崎は152キロの真っすぐで見逃し三振に仕留め、完璧な立ち上がりを見せた。
2回も無失点に抑えたが、3回1死から源田に左越え三塁打。西川への死球と二盗で1死二、三塁とされると、滝沢にセーフティースクイズ(記録は犠打野選)を決められ先制を許した。さらに、続く外崎にも中犠飛を許し、2点を失った。
それでも初めて4イニング目のマウンドに上がると、渡部、山村を打ち取り2アウト。打者セデーニョを迎えたところで、新庄監督がベンチを出て降板を告げられた。
加藤投手コーチは試合中、柴田の状態について「ボールが走っているし、変化球でカウントも取れている。コントロールもいいと思います。非凡な才能を感じますし、完成度が高い。点は取られたけど内容はいいので、この調子で行ってほしいです」とコメントした。
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