
◆マイナビオールスターゲーム2025 全パ5―1全セ(23日・京セラD)
ソフトバンク・周東が、新庄コーチとのタッグで躍動した。2回1死一、三塁で右前へ先制打。「次は甲斐さんから盗塁を」と宣言し、有言実行した。4回1死から左前打を放つと、続く若月の初球で二盗。元同僚の強肩を振り切り「気持ちいい」と、6球目には三盗も決めた。
「三盗まで考えていなかった」。ところが、二塁を奪ったところで“新庄三塁ベースコーチ”から「来い」とジェスチャーがあった。三塁では「俺が(04年の球宴で)やったの、やってみる?」と本盗まで提案。一緒に「捕手の動きを見て」と可能性を探った。「無理だな」という“本家”の判断で断念したが、決勝打を含む2安打1打点2盗塁で「敢闘選手賞」と「マイナビドリーム賞」に輝いた。
「よくなったね。(周東の)動画を(自軍の日本ハム・)五十幡に送っている」。試合前にも“ボス”から打撃を称賛された。「参考にしてもらえる選手になれた」と感激したタカの切り込み隊長。テレビ中継のマイクもつけ「楽しかった」と、放送席と会話しながらの大活躍だった。(安藤 理)