
◆パ・リーグ ソフトバンク3―1西武(6日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・東浜が、今季最多の88球で好投手の隅田に投げ勝った。「先取点は反省だけど、すぐに追いついてくれた。野手の頑張りに応えたかった」と、7回3安打1失点で3勝目。2回に外崎にソロを浴びて以降は二塁を踏ませなかった。
約1か月半ぶりに登板した6月29日のロッテ戦(ZOZO)から2戦連続の白星。小久保監督は「過去の東浜ではなく、うまく変化球を使うスタイル」と注目し、右腕も「思い切って変えています」と認めた。走者なしでもクイックを使うなど「1軍で登板のなかった期間に見直し、やれることを」と進化した。
投手最年長の35歳。1軍に同行しながら、2軍での調整登板との行き来も多い。交流戦終盤は中継ぎでベンチ入り。6月22日に甲子園で交流戦を終えると、再び先発に切り替えた。翌23日には3軍戦(タマスタ筑後)で調整。世代交代を図るチームでは難しい立場だが、存在感が光る。七夕の願いは「健康に過ごせますように」。ベテランの躍動で6カード連続の勝ち越しを決め、首位と1ゲーム差をキープした。(安藤 理)
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