
◆日本ハム1―2ロッテ(18日・ZOZO)
日本ハムは18日、ロッテ戦(ZOZO)で延長12回サヨナラ負けを喫し連勝は2で止まった。前日が雨天中止でスライド登板の達孝太投手(21)は、自己最長の7回を投げ2安打無失点。いずれも自己最多の105球を投げ8奪三振と強烈な印象を残した。
テンポ良くコントロールよく、達はロッテ打線を圧倒した。最速153キロの真っすぐと落差のあるフォークを軸に、危なげないピッチング。「どの球種でもカウントが取れて、最後決めるのは真っすぐとフォークみたいなイメージで投げられたので、良かったと思います」とうなずいた。
層が厚い先発陣の中、少ないチャンスでアピールに成功。新庄監督も「ローテーションで回してもいいぐらい」と絶賛したが、他の投手の先発予定が詰まっているため、一度抹消される。達は「投げさせてくれよって感じですけど(笑)。成長にもつながるような登板間隔にしてもらってるのかなと」と前向きに捉えた。
加藤投手コーチは「何の注文もない。もう1回ローテーション考え直して、近いうちにまた」と最大限に評価した。「調整する時間はいっぱいあるので、しっかり調整して上がって来いよって意味だと捉えてやりたい」と達。一戦必勝の気持ちで、ローテーションに割って入る。(山口 泰史)
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