
◆パ・リーグ オリックス―ソフトバンク(8日・京セラドーム大阪)
C大阪のDF西尾隆矢が8日、試合前の特別始球式に登板した。普段扱うサッカーボールよりも小さいボールを捕手・福永のミットに収め「すごい楽しく投げられた。目標は(暴投せず)ちゃんとキャッチしてもらえることだったので」と笑みを浮かべた。
大阪・八尾市出身の西尾は、これまで世代別の日本代表にも選出された実績を持ち、24年のパリ五輪では日本のベスト8入りに貢献。だが、小学時代は野球のクラブ活動をしていたこともあり、「少なからず夢見た場所ではあったので、サッカー選手であるにも関わらず(マウンドに)立たせていただいたのはすごく光栄」と感慨深げだった。
「デッドボールが痛くて(野球を)辞める決断となった」と苦笑いした西尾。登板前には、同学年のエース・宮城とユニホーム交換など交流を楽しんだ。「僕らも大阪の代表であるサッカーチームとして頑張らないといけないし、オリックスさんとともに大阪を盛り上げていけるように」と決意を新たにした。
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