【オリックス】杉本裕太郎が同僚・福田と巨人―カブスを生観戦「エンターテイナーやな」PCAから刺激

スポーツ報知

2025.3.18(火) 05:00

来日中のカブスから刺激を受けたという杉本

 オリックス・杉本裕太郎外野手(33)が「カブス・PCA」から刺激を受けた。ヤクルトとのオープン戦(神宮)が雨天中止となった16日、同僚の福田とMLBプレシーズンゲーム・巨人―カブス(東京D)を生観戦。「PCA」が愛称のピート・クローアームストロング外野手が5回に三盗を決めたシーンを思い返し、「あの選手が一番すごいと思った。スピードもすごくて、なんか派手で応援したくなるような所作をしていた。エンターテイナーやな」と目を輝かせた。

 「メジャーの試合を日本で見られることって、めったにない」と、知り合いを通じてチケットを入手。華やかなグラウンドで印象に残ったのは、試合前の打撃練習だという。大リーガーというだけで誰もがパワフルな印象を持つが、「結構、丁寧に打っているというか。バカバカとスタンドに放り込みまくってるような人はいなかった」と、意外な驚きがあった。自身も中堅から右への流し方向への打球が好調のバロメーターであるだけに、「いい勉強になりました」と満足げに振り返った。

 21年の本塁打王はここまで、オープン戦では打率1割台と苦戦。それでも、14日の1軍再合流後は2試合連続で安打をマークするなど、徐々に状態は上向きつつある。「開幕が近づいているので、一番は結果を出すこと。2試合続けて(安打が)出ているので、継続できるようにしたい」。大リーガーからの学びを力に変え、開幕スタメンをつかみ取る。(南部 俊太)

 B福田(杉本とともにカブス戦を生観戦。「PCA」の三盗に鳥肌)「思い切ったものがないと、ああいうプレーにつながらない。(自らも)失敗を恐れずにやっていきたい」

 〇…エスピノーザが先発予定の18日の横浜戦(横浜)に向け、「いつも通り、チームが勝つために投げ続ける」と自然体を強調した。予定される球数は今季最多となる100球程度。この日を含めて残り2試合に登板し、順当に行けば開幕4戦目に投入される見込みだ。また、コンディション不良で調整が遅れていた田嶋は18日からのウエスタン・リーグ、中日3連戦(ナゴヤ)で登板予定。開幕ローテ入りは絶望的だが、急ピッチで仕上げていく。

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