
◆オープン戦 ロッテ5―5ソフトバンク(9日・ZOZO)
初球からいく。ロッテ・宮崎は打席に入る前から決めていた。1点を追う6回1死一、二塁で、松本裕の146キロを捉えて右翼右へ一時逆転の2点二塁打。「1、2打席目に初球の甘い球を見逃してもったいなかった。積極性を出していこうと思って」と社会人出身のドラ2ルーキーらしく試合中の反省を生かした。
同点の9回先頭では四球を選び「出塁を第一に考えながらも、初球からどんどん打とうと思っていた」と持ち味は忘れず。オープン戦5試合で13打数4安打、打率3割8厘、3打点は、失敗を恐れずに振りにいっている結果だ。
正二塁手を中村奨、藤岡らと争うが、オープン戦の成績ならば本命。ドラ1・西川だけではなく宮崎も28日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)での開幕1軍、スタメンが見えてくる。「ロッテの応援はとても迫力があって後押しされている感じ。あの応援を受けたい」と晴れ舞台に立つため、残り試合を駆け抜ける。
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