
◆オープン戦 ロッテ5―5ソフトバンク(9日・ZOZO)
ソフトバンクの主軸が“新オーダー”で加速した。初回1死から2番・近藤の中前打に、3番・柳田が左翼線二塁打で続いた。オープン戦10打席目での“今季初安打”に敵失が絡んで先取点。5回に2本目の左翼線二塁打を放ったチーム最年長は実戦感覚の向上を「もちろん。良かったです」と実感した。
近藤も3回無死二塁から左中間を破る適時二塁打を放ち、オープン戦初の打点とマルチ安打。「しっかり粘って自分の打撃ができた。徐々に良くなってきている」と仕上げてきた。ともに4試合目の出場。過去3戦は2番・柳田、3番・近藤だったが、入れ替えた小久保監督は「どれが一番しっくりくるか」と両パターンを試していくことを明かした。
昨季の近藤は出場129試合、全て5番。山川の後ろを固めたが、栗原の成長により、本塁打王の前に球界屈指の出塁率を誇るコンビを並べる選択が加わった。近藤は「2番と忘れたくらい、普通に打席に集中した」と淡々。柳田も「何番でも試合に出られたらいい」と応じた。どの打順も経験豊富な2人。初回から相手に恐怖を与える布陣だ。(安藤 理)
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