
◆オープン戦 ロッテ4―6ソフトバンク(8日・ZOZO)
ソフトバンク・上沢が開幕ローテーション入りを決めた。前回の大炎上から修正。4回を53球、3安打1失点にまとめた。2回に石垣、愛斗からスライダーで連続三振を奪い、直球も気温7度のマウンドで最速146キロ。「この条件にしてはスピードも出た。完璧ではないけど、こうしていけばいいという道のりが見えた」と表情は明るかった。
1日の練習試合・西武戦(宮崎アイビー)で2回0/3を10安打7失点。2月のキャンプから悩んでいた直球は最速143キロにとどまり「課題は明確」と語っていた。右足を蹴るタイミングなどフォームを見直し、この日は140キロ台中盤で安定。「空振りも取れた。(ファウルも含め)ポップフライもあった。いい時はポップフライが多い」と確実に前進した。走者がいなくても、クイックモーションで投球。「走者が出ても変わらないので」と再現性を高める工夫も見せた。
小久保監督は開幕ローテの一角として計算していたが「もう、決まりです」と初めて明言。開幕3戦目となる30日のロッテ戦(みずほペイペイ)が有力だ。「継続して、体に染みこませて」と上沢。昨季は米国で苦戦し、1年で日本球界に復帰した右腕が再出発のスタートラインに立った。(安藤 理)