「彼は上手なので」と日本語で刺激 日本ハム・若林が元巨人同僚と意外なところで再会

スポーツ報知

2025.3.6(木) 06:00

3回1死、一塁線に二塁打を放つ日本ハム・若林晃弘(カメラ・山崎 賢人)

◆オープン戦 日本ハム3―2西武(5日・エスコン)

 両打ちの日本ハム・若林が、左投手に対して左打席で“初ヒット”を放った。チームの今季エスコン初戦に「8番・二塁」で先発出場。3回の第1打席、西武先発・隅田の2球目のカーブを捉え、一塁線を破る二塁打。チーム初安打に、ベンチで見守った新庄監督は両手を上げて喜んだ。

 スイッチヒッターはサウスポー相手には右打席に立つのが普通だが、名護キャンプ中に新庄監督から助言され、あえて左で打つ練習を行っている。本人も「右は当たれば飛ぶけど、左の方がミートしやすい」と手応えも話していた。2月の台湾・味全との練習試合で初めて試した際は三振。実戦2打席目で、結果を出した。

 巨人時代、当時ヘッドコーチだった阿部監督から体の開きを抑える目的で左投げの打撃投手に対して左打席で練習することはあった。オープン戦の結果次第では、左打席専念の可能性もある。1、2日の台湾シリーズでは、統一に移籍した巨人時代のチームメートで同学年のメルセデスと再会。「彼は上手なので」と日本語で刺激し合った。プロ8年目、逆襲に燃える31歳が大きな一打を放った。(川上 晴輝)

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