
◆オープン戦 オリックス2―5楽天(5日・京セラドーム大阪)
オリックスの2年目右腕・古田島成龍投手が最終回に登板し、1回無安打無失点、1奪三振の好投を見せた。宮崎キャンプでは先発転向に向けて準備してきたが、チーム事情で救援を「継続」することが決定。本拠地・京セラドーム大阪での、今季オープン戦初登板で結果を残し「真っすぐの強さもあるし、カットボールもいい感じで動いている。ファウルももらえているし、ゾーン内で勝負できている」と充実感をにじませた。
厚沢投手コーチは「コタ(古田島)に関しては、最初は先発調整をしてもらって、チーム方針でリリーフに戻ってもらったという経緯。(起用を)意識するのは7回以降の後ろの方なので、そこだけはこだわって(この日の試合で)出てもらった」と説明。50登板で防御率0・79の好成績を収めた、昨季の実績は認めつつ「言ってもまだ2年目で、やらなきゃいけないこともある。コタでさえ、まだ確定された場所でもないし、競争の中で(ポジションを)勝ち取ってほしい」と奮起を促した。
古田島は「僕程度の投手がわがままを言うことはできない。求められたところでやるだけ」と、救援陣の柱としてフル回転を約束。具体的には「ホールド王(最優秀中継ぎ)を目指していきたい」と、昨季の24ホールドからの大幅増を思い描いた。
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