
日本ハムの宮西尚生投手(39)が21日、沖縄・名護で今キャンプ6回目のブルペン入り。23日の楽天とのオープン戦(名護)で今季初実戦を予定しているチーム最年長が順調な調整を送っている。
気温13度、雨も降る肌寒いブルペンで39歳の投球が熱を帯びた。直球、スライダー、チェンジアップと持ち球全てを織り交ぜ約30球。「1月からブルペンの回数はかなり確保してきた。ブルペンでの出力は出ている」と現段階の仕上がりに納得の表情を浮かべた。
3年ぶり1軍スタートの今キャンプは、初日からブルペン入りするなど順調に段階を踏んでいる。「あとは実戦に入って、もう一段階上のキレが出てくれば完璧」。また、配球に関しては「自分の引き出しを増やしたい」と昨季、新たな決め球としていたチェンジアップと宝刀スライダーの融合をテーマに掲げる。「昨年あれだけ(チェンジアップを)使ったら狙ってくる。今年は絶対に交ぜないといけない」と新たな配球パターンも模索していく。
23日には初実戦を迎える。「どんなに状態が悪かろうが、結果っていうのが一番」と通算412ホールドのレジェンド左腕が泥くさく開幕1軍へアピールしていくことを誓った。(川上 晴輝)
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