
◆練習試合 ロッテ3―2楽天(20日・糸満)
ロッテの5年目左腕・本前郁也投手が20日、アクシデントに見舞われた。3回から2番手で登板。4回無死一、二塁で迎えた5番・鈴木への初球がすっぽ抜けると、マウンド上で左腕を押さえてうずくまった。トレーナーらに付き添われて緊急降板し、病院へ向かった。試合後、吉井監督は「(本前は)上腕骨らせん骨折です。ひどい大ケガになっているので、長期離脱になるでしょう」と説明した。
本前はプロ5年目で、昨季は1試合にとどまったが、22年は12試合に登板した先発候補の一人。黒木投手コーチも「見た瞬間、血の気が引きましたね。状態もよかっただけにつらいですね」と声を落とした。チームでは17日に東條が左脇腹負傷で運動復帰までに4~6週間と診断。相次ぐ先発候補の離脱となったが、同コーチは「(今後は)少しずつそのひずみが来るのは間違いない。何とかやりくりして、うまく運用できるようにしたい」と前を向いた。
◇らせん骨折 骨がねじれるように折れ、らせん状の骨折線が入っている状態。投球時に上腕骨の骨幹部にひねるような外力がかかることで起こるとされる。他にもスキーでの転倒や、腕相撲などの動作でも発症。発症時は骨の折れる音がしたり、骨折部分の変形がみられたりする。骨膜の破損の度合いによっては内出血や腫れによる激痛や発熱を伴う。