
オリックス・中嶋聡監督(54)が1日、2日から始まる宮崎キャンプへ「超競争」の指令を出した。清武で各選手の自主練習を見守り、午後は宿舎での全体ミーティングで訓示。リーグ4連覇と日本一奪回へ、チーム全体に緊張感を持たせた。
「誰であろうと(選手として)いいものはいい。いい競争をして、いいキャンプにしてほしい」。昨年は2位のロッテに15・5差をつけ、パの全球団に勝ち越す完全優勝を達成した。就任4年目も油断なし。中嶋監督はこれまでと同様に、年齢やキャリアを問わない競争姿勢を打ち出した。
好例はゴロゴロとある。21年には高卒2年目だった宮城と紅林が先発、遊撃で独り立ち。昨年は育成出身の新人・茶野が史上初の開幕スタメンを勝ち取った。宮崎キャンプではA、Bとグループ分けはするが、原則的に1、2軍の区別はない。今回は小林2軍監督や水本ヘッドコーチら、首脳陣をシャッフルしてスタート。多くの「目」を、各選手に光らせることになる。
最大のテーマは、山本と山崎福が抜けた先発陣の整備。新エースの筆頭格として期待される宮城も「一日一日を大切に過ごしていきたいと思います」と自覚をにじませた。投手、野手ともに聖域なし。王者の2月が熱くなる。(長田 亨)