
オリックス・宮城大弥投手(22)が6日、新エース襲名へ「ハム嫌い」返上を掲げた。高卒2年目から3年連続で2ケタ勝利をクリアした左腕だが、日本ハムが苦手。山本(ドジャース)が抜けた先発陣を引っ張るため、オールマイティーを宣言した。
昨年は2試合の対戦で1勝したが、防御率は5・87。4月25日に敵地・エスコンで1回2/3を5失点とKOされたのを最後に、登板機会が与えられなかった。「それ(苦手が原因)で1試合(登板が)減ったり、イニングが少し短くなったり。何回か経験して、すごく嫌だった」。最低限のノルマとしていた150投球回に3回1/3届かなかったのも、得手不得手があったから。「振り切って、もっと頑張るしかない」と約束した。
弱点克服は経験済みだ。一昨年はロッテに3試合で防御率6・62だったが、昨季は6試合で3勝無敗、防御率1・06と劇的に改善した。「考えて野球ができれば、そんなことはめったにないと思う。まだまだアピールしていきたい」と、尊敬する山本のように絶対的な強さを身につけ、中嶋監督を困らせないつもりだ。
5日に故郷・沖縄から戻り、この日は大阪・舞洲の球団施設で自主トレを再開した。ちなみに食べるハムは好物。本業でも好物の相手に加え、完全無欠の大黒柱となる。(長田 亨)