【日本ハム】郡司裕也、プロ1号で移籍後4戦連続安打…中日で73戦0発、六大学3冠王が新天地で覚醒

スポーツ報知

新天地でプロ1号を放った郡司は、ファイターズガールと笑顔(カメラ・渡辺 了文)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―10日本ハム(4日・ペイペイドーム)

 壁にぶち当たっていた六大学の3冠王が、新天地で覚醒した。6月に中日から日本ハムに移籍した郡司裕也捕手(25)が、4年目で初アーチとなる1号ソロ。移籍初戦だった6月30日のオリックス戦(エスコン)から4戦連続安打で計14打数7安打、打率5割の大暴れだ。

 大ベテラン・和田のチェンジアップをバットに乗せた。2回先頭の第1打席。「芯には当たったけど、入ったとは思ってなくて全力で走ってました」という打球は、左翼ポール際に到達した。

 慶大で4年秋に東京六大学リーグ3冠王を獲得。しかし、即戦力と期待された中日では、昨季まで3年間で出場72試合、打率2割2厘で本塁打はゼロ。今季も出場わずか1試合で、6月19日に投手の山本とともに、斎藤綱&宇佐見との交換トレードで移籍が決まった。

 通算153打席目の初アーチ。再スタートのチャンスを生かした快進撃に「新天地でやってやろうという気持ちはある。技術的には何も変えていない。ドラゴンズ時代の経験と(受けてきた)指導が、ちょっと遅くなったけど生きてきたのかな。ここから積み重ねていきたい」と、静かに喜びを口にした。

 新庄監督も「どんだけ打つの。右(投手)も左も」と目を丸くする郡司の爆発に刺激されたかのように、首位・ソフトバンクを圧倒した。約1か月ぶりに4番に座った野村の先制3ランに、キング・万波の15号、4戦ともDHだった郡司の本業・捕手で定位置を争う可能性がある伏見もソロと、今季チーム最多の1試合4発で2度目の2ケタ得点。戦力は着実に厚みを増している。(星野 和明)

 ◆郡司 裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年12月27日、千葉県生まれ。25歳。仙台育英で3年夏に甲子園準V。慶大では4年秋に東京六大学リーグ3冠王。19年ドラフト4位で中日に入団。23年6月トレードで日本ハム移籍。180センチ、89キロ。右投右打。年俸975万円(推定)。

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